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沖田は布団を上げると本当に中に

沖田は布団を上げると本当に中に入ってきた。 じんわり暖かい。背中が当たっているのがわかる。 「おおお沖田さん!?」 スースー… よっぽど疲れているのかもう寝てる。 わー――!わー――!なんで!?心臓!! 美海は赤面し、混乱したまま布団に潜った。 -------------------------------- 「みたいな…結局私はこの日心臓がおかしくて一睡もできませんでした」 「あぁ……。美海くんがすこぶる機嫌悪そうだったあの日かぁ…。うん」 そっかそっか…。 山南は一人で頷いた。 「こんな病気しらないし…もしかしたら耐性ができてないからこっちでかかった不治の病かも!!」...

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う…動けねぇ。

う … 動けねぇ。 厚かましい奴め。 隊士達もちらほらと起きて来る。 「副長!全員起きました!」 動けない土方の元に隊士が報告に来る。 「おーう」 チラリと美海を見る。気持ち良さそうに寝ている。 https://mathewanderson.e-monsite.com/blog/--4.html https://share.evernote.com/note/186e09b3-e0a1-30dc-1cc9-c0863beed47d https://blog.udn.com/a440edbd/181353577...

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恐らく、移動中に年が明けるのだろう。

恐らく、移動中に年が明けるのだろう。 美海の他に数人の隊士がいる。 宿ではやはり美海だけ別室。なんてことはできず、平隊士達と雑魚寝だったのだが、美海はちゃんと学習している。 性別がバレることはなかった。 今回も芹沢が編み出した腹痛作戦でその場を乗り切った。 土方達は宿に金を払って帰路に向かう。 やっぱこの山越えなきゃ駄目かぁ。 美海は山の入り口に入るとげんなりした顔つきになる。 といっても行きも休憩なしに進めたし、体力は前よりついたようだ。 ぼーっと新撰組で過ごしていた訳ではない。 ガサッガサガサ…...

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もしかしたら、この島崎、すなわち近藤との

もしかしたら、この島崎、すなわち近藤との出会いが既に土方の新撰組としての運命の始まりだったのかもしれない。 それから土方は薬屋を行商しながら修行を積み、こっそりと島崎の道場、『試衛館』を見に行った。 土方は悔しながらも島崎の強さに惚れ込んでいた。 この前は島崎達が修行で丸太を振っていたため、自分も影で同じことをした。 なんでも地道な修行が大切らしい。https://carinacyril786.e-monsite.com/blog/--16.html https://share.evernote.com/note/ce26e952-6fad-7077-75a5-b09245224b54...

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お気づきだろうか。島崎勝太

お気づきだろうか。島崎勝太。現新撰組局長、近藤勇である。この頃に土方と出会った。まぁ最初の出会いは土方が一方的に最悪だが。 「おい。俺と試合しろよ」 土方はどこまでも上から目線である。 「あぁ。いいよ」 島崎 ( 近藤 ) は少しばかり驚いた顔をしたが、直ぐに笑顔になった。 しばらく経って、土方が防具に身を包んだ頃。 試合は始まった。正式な試合ならお互いが名前と流派を名乗るのだが、土方には無いためそれはしない。 「では。始め!」 審判は佐藤がするようだ。 は!こんなガキにゃ負けねぇ!俺は沢山の修行を積んで来たんだ。...

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「「ぶほぉっ!」」 永倉と原田はそ

「「ぶほぉっ!」」 永倉と原田はそれを見て吹き出す。 「…………」 「やっべ!超似てるって!すげぇ!この目!」 「眉間の皺も似てるぜ!」 「「あとこの角!!」」 原田と永倉は言葉が被り、顔を見合わせる。 「「「あはははははは!」」」 三人は腹を抱えて笑い出した。 土方は顔を伏せ、プルプルと肩を震わせている。 「お前ら…………!」 カッと顔を上げた土方の顔は、正に藤堂が書いた目がつり上がり、口からは牙が出、眉間に皺が寄り、頭から角が生えた似顔絵その物だった。 まずい………。 三人の顔からは笑顔が消え、真っ青になる。...

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すると窓の前で止まった。

すると窓の前で止まった。 「?」 「上にいくぜよ!」 ニカッと坂本は笑った。 「う…上…?」 二階立てだったよね? 坂本は窓を開けると身を乗り出した。 「え…ちょ!ちょ!」 坂本はスルリと窓から身を消した。 美海は窓に駆け寄る。 「こっちぜよー!」 美海がふと顔を上げると屋根の上に坂本はいた。 「早く来るぜよ!」 美海は下を見る。 来るったって…。 ビュゥゥゥゥゥ… 断崖絶壁じゃん…。 下は崖で更に薄暗い森が広がっている。 「みっなみー――!」 坂本はブンブンと手を振る。 あの人が出来るんだ。私もきっと…。...

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だがその直後顔を上げるとジト目

だがその直後顔を上げるとジト目で美海を見た。 「なんで立花がここに?」 「あぁ!美海はわしの友達ぜよ!」 友達…なんか嬉しいなぁ! 美海は顔を綻ばせた。 「友達ぃ!?」 志士が驚くのも当然だ。美海は敵に値する。 「そうぜよ!凄くいい奴きに!仲良しぜよ!」 坂本は美海と肩を組む。 未だ志士は本当か?という顔をしている。 「握手ぜよ!」 坂本は美海の手をひっぱり、志士の手と握らせた。 「よ…よろしくお願いします」 美海は少し照れている。 「龍馬が…言うなら…」 志士も納得はいかないようだが、美海は斬りかかる気配もなかったため手を握り返した。...

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それから美海と坂本は何故か打ち解け合った。

それから美海と坂本は何故か打ち解け合った。 「今の日本は全然駄目ぜよ。世界を見んと!世界を!」 刀の話からいつの間にか世界の話になっていた。 坂本は目を輝かせ話す。 「メリケンやらエゲレスを見ろ!海をちょっと超えた国はもっと発展してるきに!日本も今からでも遅くないきに追いかけるべきじゃ!」 面白い人だなぁ。 そういうこと言う人、この時代で初めて見た。 「いつかわしが日本を洗濯するぜよ!」 美海は気付けばイキイキと話を聞いてた。 昔、世界史は嫌いだったんだけどな…。この人の話は何故か引き込まれる。...

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